SNSを使つかうのを親おやは許ゆるしてくれていますか。もしそうなら，気きを付つけたい3つのポイントがあります。

この記き事じのコンテンツ

•  どれくらいの時じ間かん使つかってる？

•  睡すい眠みんはきちんと取とれてる？

•  SNS疲づかれ，感かんじてる？

•  若わか者もののコメント

 SNSを使つかうのは，元げん気きのいい馬うまに乗のることに似にています。しっかりとコントロールしなければ，振ふり回まわされてしまいます。

 「ちょっとだけのつもりでSNSを見み始はじめたのに何なん時じ間かんもたっていた，ということがあります。なかなかやめられなくて，時じ間かんを無む駄だにしてしまうんです」。ジョアンナ

 知しっておくといいこと SNSは夢む中ちゅうになるように作つくられています。大おお勢ぜいの人ひとがサイトを訪おとずれ，閲えつ覧らん時じ間かんが長ながくなるほど，広こう告こく収しゅう入にゅうが増ふえる仕し組くみになっているのです。

 考かんがえてみよう 「SNSを見みていて，時じ間かんがたつのを忘わすれてしまうことがよくある？ その時じ間かんをもっと大だい事じなことに使つかえなかったかな？」

 やってみよう SNSを使つかう時じ間かんを決きめて，それを守まもりましょう。

 「制せい限げん時じ間かんを超こえると，特とく定ていのアプリを使つかえなくなるような設せっ定ていにしました。その設せっ定ていで頑がん張ばっているうちに，時じ間かんを無む駄だにしないで上じょう手ずにSNSを使つかえるようになりました」。ティーナ

 聖せい書しょのアドバイス 「時じ間かんを有ゆう効こうに使つかってください」。（エフェソス 5:16）

 10代だいの若わか者ものには，1日にちに少すくなくても8時じ間かんの睡すい眠みんが必ひつ要ようだと言いわれています。でも，多おおくの若わか者ものはそれほど寝ねていません。この問もん題だいの1つの原げん因いんとしてSNSが挙あげられています。

 「寝ねる前まえにスマホをチェックし始はじめると，そのまま何なん時じ間かんもSNSを見みてしまいます。この習しゅう慣かんを何なんとかしたいんです」。マリア

 知しっておくといいこと 十じゅう分ぶんな休きゅう息そくが取とれていないと，不ふ安あんや憂ゆう鬱うつな気き持もちになることがあります。心しん理り学がく者しゃのジーン･トウェンギ博はく士しによると，睡すい眠みん不ぶ足そくは気き分ぶんが落おち込こむ最さい大だいの原げん因いんです。睡すい眠みん不ぶ足そくが「長ちょう期き間かん」続つづくと，「深しん刻こくなメンタルヘルス不ふ調ちょう」になることがあります。 a

 考かんがえてみよう 「毎まい日にちどれくらいの時じ間かん寝ねてる？ 寝ねなきゃいけない時じ間かんにSNSを見みてる？」

 やってみよう スマホやタブレットは枕まくら元もとに置おかないようにし，寝ねる前まえの2時じ間かんはできるだけ見みないようにしましょう。目め覚ざましをかける場ば合あいは，スマホやタブレット以い外がいのアラームを使つかうのも1つの方ほう法ほうです。

 「時とき々どきスマホを見み過すぎて夜よ更ふかししてしまうので，何なんとかしたいと思おもっています。もっと成せい長ちょうして，信しん頼らいされるようになりたいです。そのためには早はやく寝ねて，次つぎの日ひに100％動うごけるようにしたいです」。ジェレミー

 聖せい書しょのアドバイス 「より重じゅう要ようなことを見み極きわめ[ましょう]」。（フィリピ 1:10）

 ある調ちょう査さによると，対たい象しょうとなった女じょ子し高こう生せいのうち半はん数すう近ちかくは「悲かなしみや絶ぜつ望ぼう感かんがなかなか消きえない」と感かんじています。その原げん因いんはSNSにあるようです。レナード･サックス博はく士しはこう言いっています。「SNSを見みて，自じ分ぶんと人ひとを比くらべる時じ間かんが長ながければ長ながいほど，憂ゆう鬱うつな気き持もちになりやすい」。 b

 「私わたしもそうなんですが，ついつい自じ分ぶんをほかの人ひとと比くらべてしまいます。SNSをしていると，ほかの人ひとのことがもっと気きになってきます。何なん時じ間かんもいろんな人ひとの投とう稿こうを見みて自じ分ぶんの生せい活かつと比くらべたり，友とも達だちが楽たのしそうにしているのを見みたりして，がっかりするんです」。フィービー

 知しっておくといいこと SNSは友とも達だちと連れん絡らくを取とるのに便べん利りですが，友とも達だちと直ちょく接せつ会あって話はなすこととは違ちがいます。ニコラス･カルダラス博はく士しはこう述のべています。「オンラインでのやりとりでは，人ひとと直ちょく接せつ関かかわりたいという人にん間げん本ほん来らいの必ひつ要ようを満みたすことはできないようだ。……人にん間げんは実じっ際さいに人ひとと会あって深ふかく関かかわり合あうことで幸しあわせになるが，オンラインではそれができない」。 c

 考かんがえてみよう 「友とも達だちの投とう稿こうを見みていると，寂さびしくなる？ 友とも達だちの生せい活かつがキラキラしているのを見みて，自じ分ぶんの生せい活かつは退たい屈くつだと感かんじる？ 自じ分ぶんの投とう稿こうに『いいね』がほとんど付つかなくて，へこむことがある？」

 やってみよう 「SNSデトックス」を試ためしてみましょう。数すう日じつ間かん，1週しゅう間かん，あるいは1カ月げつ間かん，SNSをやめてみます。友とも達だちと会あって話はなしたり電でん話わで話はなしたりする時じ間かんを増ふやしましょう。SNSをやめていると，ストレスが減へり，気き分ぶんが楽らくになることでしょう。

 「SNSを使つかっていると，ほかの人ひとのことがすごく気きになってしまいます。でもアカウントを削さく除じょした途と端たんに，肩かたの荷にが下おりました。もっと大だい事じなことに時じ間かんを使つかえるようになりました」。ブリアナ

 聖せい書しょのアドバイス 「一人ひとり一人ひとり，自じ分ぶんの行おこないについてよく考かんがえましょう。そうすれば，人ひとと比くらべて喜よろこぶのではなく，自じ分ぶん自じ身しんのことを喜よろこべます」。（ガラテア 6:4）