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覚えていますか

覚えていますか

覚えていますか

「ものみの塔」誌の最近号を味わいながらお読みになりましたか。では,以下の質問に答えられるかどうかを確かめてみましょう。

● ストレスを軽減するため,山上の垂訓に関してどんなプログラムを個人的に活用するとよいでしょうか。

山上の垂訓の中で,あるいは福音書の他の箇所で述べられているイエスの基本的な教えを毎日一つずつ読みます。その教えを黙想し,それを自分に当てはめることに努めれば喜びが増し,ストレスは軽減するでしょう。―12月15日号,12-14ページ。

● 奉仕の僕たちがさらに多くの責任を担えるよう,会衆の長老たちが彼らを訓練するもっともな理由は三つあります。それは何ですか。

エホバの証人の数は増加しているので,新しくバプテスマを受けた人たちが進歩するのを助けるため,責任を担える男子の必要が大きくなっています。長いあいだ長老として仕えてきた人たちの中には,年齢や健康上の問題のために,できることが限られるようになった人たちがいます。また有能な長老たちの中には,地元の会衆の責任以外の責任を担っている人たちがいます。そのような長老たちは,自分の会衆では以前ほど多くのことができないかもしれません。―1月1日号,29ページ。

● 人々は実在しない神々にどのように頼りますか。

多くの人は自分の宗教の神々を崇拝しますが,そうした神々は,エリヤの時代のバアル同様,人を救うことのできない,命のない神にすぎないでしょう。(列王第一 18:26,29。詩編 135:15-17)また,タレントやスポーツ選手を崇める人たちもいます。タレントやスポーツ選手は,将来に対する真の希望を何一つ与えることができません。一方,エホバは実際に存在し,目的を成し遂げる方です。―1月15日号,3-5ページ。

● 神の警告に対するカインの反応から何が学べますか。

神は人に自由意志をお与えになりました。ですから人は,善いことを行なおうとしないのではなく,むしろ正しい道を自分で選択できます。カインの示した反応は,善いことを行なおうとしないというものでした。聖書の記録は,エホバが,悔い改めない者に対して間違いなく裁きを執行されることも示しています。―1月15日号,22,23ページ。

● 清潔さが現在特に大切なのはなぜですか。

社会の生活様式が変わるにつれ,家の掃除に,以前ほど時間をかけない人が増えています。食物や水が清潔かどうかにむとんちゃくであれば,健康が脅かされます。聖書は,身体的清さに加えて,霊的,道徳的,精神的清さにも注意すべきことを強調しています。―2月1日号,3-6ページ。

● パウロは,キリスト以前の証人たちに関し,『わたしたちを別にして完全にされることがない』と言いました。なぜそうなのでしょうか。(ヘブライ 11:40

来たるべき千年統治の期間中,キリストと,天にいる油そそがれた兄弟たちは,王また祭司として奉仕し,復活した人々に贖いの益を及ぼします。ヘブライ 11章に挙げられているような忠実な人々は,そのようにして「完全にされ」ます。―2月1日号,23ページ。

● パウロはヘブライ人に,あなた方はいまだかつて血に至るまで抵抗したことはありません」と述べましたが,何を言わんとしていたのでしょうか。(ヘブライ 12:4

死に至るまで抵抗することを言っていたのです。死に至るまで忠実であった人々の歴史的模範がありました。パウロが手紙を書き送った相手のヘブライ人は,そこまで試みられたことがなかったとはいえ,円熟に向かって進歩し,どんなことが起きてもそれに耐え得るよう自らの信仰を築き上げる必要がありました。―2月15日号,29ページ。

● エホバは憐れみを加味してご自身の公正を和らげる,と言うのを避けることが最善なのはなぜですか。

いくつかの言語では,「和らげる」は加減する,あるいは抑制するを意味する場合があります。エホバは公正と憐れみの神です。エホバがこれらの特質を表明される場合,その二つの特質は調和よく協働します。(出エジプト記 34:6,7。申命記 32:4。詩編 116:5; 145:9)エホバの公正は,憐れみによって緩められる,あるいは和らげられる必要がありません。―3月1日号,30ページ。

● クリスチャンが,家族の遺体に防腐処置を施すのはふさわしいことですか。

防腐処置は遺体を保存するための手段です。古代の人々の中には宗教的な理由でこの風習に従った人たちがいました。真の崇拝者たちの場合,そういうことはなかったでしょう。(伝道の書 9:5。使徒 24:15)防腐処置は,必然的な結末,すなわち体が塵に帰るのを遅らせるに過ぎません。(創世記 3:19)防腐処置を施すことが法律によって定められていたり,家族の中に防腐処置を望む人がいたり,遠路はるばる葬式にやって来る人がいるためにその処置が必要になったりしても,心配する必要はありません。―3月15日号,29-31ページ。

● 神はすべての国の人々を迎え入れてくださるということを,聖書中のどんな例が教えていますか。

エホバは,ニネベの人々に警告を与えるため預言者ヨナをお遣わしになり,彼らの悔い改めを受け入れるようヨナを説得されました。イエスは言葉と手本により,サマリア人に愛を示すことを勧めました。使徒ペテロと使徒パウロはどちらも,良いたよりを非ユダヤ人のところへ携えてゆく役目を担っていました。そのような例から,あらゆる背景の人々を援助しようと努力する必要のあることが分かります。―4月1日号,21-24ページ。